映画:The Bridge (邦題:ブリッジ)



映画 「 ブリッジ 」 をDVDで観たのはちょうど1ヶ月前のことだ。どんな映画かと聞かれても説明するのが難しいのだが、ただ1つはっきりしていることがある。この映画がケーブル以外のTVで放映されることはない。これから観る機会がある人は、そういう種類のものなのだと覚悟してもらった方がいい。

この映画はドキュメンタリーで、1年間通してサンフランシスコのゴールデンゲートブリッジを撮影している。しかし、ただ橋の景観をフィルムに収めていたのではない。そこから身を投げる人をひたすら撮り続けているのだ。

ゴールデンゲートブリッジは言わずと知れた観光名所だが、同時に自殺の名所でもある。この映画が撮影した2006年だけでも、わかっているだけで30人近い人が橋から身を投げた。水面までの高さが80メートル近くあるため、飛び込めば水面に達する時には時速130キロにもなり、ほとんどの人は助からない(事実、映画でも1人を除き全員が亡くなっている)。

自殺者のドキュメンタリーに台本などあるわけはないから、いったい誰が飛び込むのかわからない。オープニングで橋からかなり離れた波止に設置されたカメラは、下からのロングショットで右に左にそれらしい人物を追いかける。下を覗き込む人。物憂げに歩いている人。みょうに周りを気にしている人。いったいこの中の誰が? ... 観ているこちらも緊張を強いられる。

しかし映画の最初で飛び込んだ人は思いもしなかった人で、しかも欄干を乗り越えて飛び込むまで、ものの数秒しかかからなかった。

演技ではない。全てが現実である。にもかかわらず、カリフォルニアの青い空に聳え立つ赤いゴールデンゲートブリッジは、人が飛び込んだ数秒後にはまるで何もなかったかのように、その圧倒的な姿をスクリーンに映し出す。ブリッジは見ている僕たちに疑問を投げかける隙を与えてくれはしない。

映画はそこから、身を投げた人の周辺へのインタビューを展開する。家族・友人はもとより目撃者や自殺を止めた人まであらゆる人をカバーしていくのだが、彼らの証言のほとんどは、ありがちな死者を美化したような話ではなかった。「 そのうちやるだろうと思っていたよ 」 という親や、自分の妹のことを何も知らない姉、子供の死の責任は自分にはないと自己弁護に躍起になる父親。インタビューから垣間見える生前の自殺者の姿は、自殺の瞬間の映像より生々しく、観ているものの心を痛めつける。

後半は特に辛い。

よかれと思って自分の精神安定剤を与えたことが友人の自殺につながったと信じている女性は、彼女自身が自殺未遂をし、その後行方不明になった。

「ブラブラしてないで、仕事捜しぐらいしたらどうなの!」 それが友人にかけた最後の言葉だったと心を痛めている人もいた。

80分と短い映画なのだが、途中何度も、この映画監督が何のためにこの映画を撮ろうとしたのかわからなくなることがあった。

黒人の青年が言う。「 もしあの世で彼に会ったら言ってやる。『 お前は俺をひどく傷つけた、と 』」 

ある年配の女性は、友人の死を理解しようとこうつぶやく。「 きっと、ちょっとだけ空を飛んでみたかっただけなのよ 」

そうして観ている自分もようやく気付きだした。本当に心を痛めているのは、遠い家族ではなく死者の周りにいた人たちだということ。そして、いかなる理由があって自殺したにせよ、彼らは多くの人に愛され、気遣われていたということを。

死んだ人たちがその事に気がついていたとは思わない。しかし、彼らが愛されていたということが、スクリーンで彼らが死ぬ瞬間を目撃した僕にとって救いとなった。そのことは、とりもなおさず、自分自身も多くの友人に支えられて生きているということを思いおこさせてくれることにもなった。

いつかゴールデンゲートブリッジを再訪する時がきたら、そこで死んだ人たちにそのことを伝えてあげたいと思う。

Bad Romance



最近あまり流行の音楽を聴くことがないのだが、先日たまたま今年度のグラミー賞候補の発表の記事を見かけたので、目を通してみた。

第52回グラミー賞のノミネート

しかし、リストを見てみても、まあ馴染みの薄いアーティストばかり。テイラー・スイフトなど聞いたことがないし、マクスウェルとかレディーガガにしても、名前は知っているがほとんど曲を聴いたことがない。さすがにビヨンセは知っていたが、彼女の目指す音楽の方向性にはとっくの昔に興味を失っている。

そう思って、その時はスルーしてしまったのだが、あとから少し考えなおした。

いろんなことに興味をなくしてしまうのは、あまり良いことではない。昔はグラミー賞候補の発表があると、候補者のCDを借りて友達と聞いたりしたものだ。興味を失ったのには、自分が年を取ってきたというのもあるだろうし、生活に忙しくて周りの出来事に目を向けるだけの余裕がないというのもあるだろう。しかし、そういう生き方を自分は望んでいたはずではなかった。少なくとも昔は。

そんな反省もあって、今年のノミネートされたアーチストの曲をいくつか追ってみた。すると意外にも、ビヨンセを除いたほとんどのアーティストになにかしら魅力を感じた。中でもレディーガガには一番興味をそそられる。以前はエキセントリックな印象だけしかなかったが、実際聞き込んでみると歌唱力もしっかりしているし、エンターテイメント性という点では抜きん出ている。おそらく彼女の周りのクリエイターたちが賢いのだろう。特にPVを見てみると、そのことを顕著に感じる。



この 『 Bad Romance 』 はグラミー賞にノミネートされた曲ではないが、いまの自分の一番のお気に入りである。特にこのビデオは何度見ても飽きない。ストーリーボードからカメラ回し、特殊撮影やメイク、振り付け、細かいカットと音のタイミングに至るまで、ものすごい力の入れようである。

PV中のレディーガガのキャラクターひとつとってみても、ありとあらゆる男性層にアピールできるように様々なものを詰め込んであるのだが、これだけ色々な要素を組み込んで文句のつけようがないまでにまとめあげているのは、ただただ脱帽である。

思えば、デビッド・フィンチャーのような大監督も元々はPV製作からキャリアをスタートさせていたはず。このPVを製作したのは誰だか知らないが、既に有名でないなら、そのうち大きくチャンスを与えられるような気がする。

今日は寄り道してよかった。

書評: 『 朗読者 』 ベルンハルト・シュリンク



この本を手に取った時、どこかで聞き覚えた感じを受けた。あとから調べてみたら、2000年ぐらいに日本でも随分話題になったという事だったが、自分の場合はそれが理由ではなくて、先週見たケイト・ウィンスレットのインタビューだった。去年、彼女がアカデミー主演女優賞を取った 『 The Reader (邦題: 愛を読むひと) 』 の原作だと直感するものがあった。

ここしばらく、教科書や参考書以外ほとんど日本語で書かれたものを読んでいない (というより、読まないようにしているといった方が正確かもしれないが) ので、ちょっと躊躇したのだが、ブックオフの53円という値段につられて、つい買ってしまった。ドイツの作品を読むのは、ミヒャエル・エンデ以来だろうか、などと思いながら、そのあとの2時間、駅前のミスドに入り、この本を読むことになった。

最近、心が枯れてしまっているように思うことが多かったので、このシュリンクの作品はまるで染み入るように僕の身体に入っていった。物語の中で明かされる秘密と結末は、筋を追ううちに予想がついたが、実際に活字で読む段になると、ひどく心が痛くなりページをめくるのに勇気が必要なほどだった。しかし、読後にひどく落ち込んだかと言うとそうではなく、むしろ感動とある種の充実感を覚えた。

物語そのものは3部構成になっていて、主人公ミヒャエルの少年期、青年期、そして壮年期と話は進むのだが、彼が親と子ほども歳が離れている女性ハンナとの愛欲に溺れていくところから始まり、図らずも2人が数奇な運命に巻き込まれていくという形で進んでいく。その中で次第にハンナの過去が明らかになり、それがもとで彼女は裁判・投獄されることになるのだが、そのような中で2人は2人にしかわからない形でつながっていく、というのがメインのストーリーである。

作品の中で、ハンナは逢瀬の際にミヒャエルにせがんで様々な本を朗読してもらうようになる。貧しい家庭で育った(詳しくは描かれていないが、そう推測される)ハンナは文盲で、それをミヒャエルに隠しつつ、読んでもらう物語に一心に耳を傾ける。その事が後々読者にとってハンナの内面を知る鍵となり、単に恋愛物だとか悲劇だとかという枠を超えた厚みを作品に与えている。

作品の中で彼女は決して素晴らしい人間としては描かれていない。実際にハンナがしてきたことを見ると、エゴで、情欲にまみれ、多くの過ちを犯し、つまらないプライドで自分の生きる道を歪めてしまう。イーディス・ウォートンの 『 エイジ・オブ・イノセンス 』 の中のメイが持つ清純・無垢とは対照的に、非常に俗人的かつ自己中心的である。

一方のミヒャエルはと言うと、良心の呵責と償いの中に生きる人間として作品の中に登場する。突然のハンナの失踪やその後の裁判の行方に対してだけでなく、自分の家族に対しても負い目を感じ続けている彼は、小心者らしいやり方で救いを求めようとする。そんな2人が物語の後半、お互いを利用しあう形で不思議な関係を構築していくことになる。

2人の非日常的な関係を描きながらも、この作品は自分にとって非常に身近なものに思えた。それはあくまで自分に対して忠実に生きるということを選んだハンナに共感を覚えたからかもしれない。また深い後悔と哀惜の中に生きるミヒャエルと自分をかぶらせたこともあるだろう。しかし何よりも、たとえ残酷な結末を迎えることになっても、彼らが彼らであり続けることを選んだということに、人間としての業を見たからだと思う。

この作品は単なる悲恋の話ではなく、人間であることへの賛歌であると、僕は考える。多くの読者はこの意見に同意しないだろう。だが、「 それが何なのよ! 」 と思えるだけの強さをハンナからもらったように感じている。独り言のように、誰からも反論されない小さなブログの世界でしか自分の意見を述べない卑屈さをミヒャエルから受け継いだように。

『 The Reader (邦題: 愛を読む人) 予告編 』

映画: グラン・トリノ



本当にいい映画にはなかなか出会えない、ということは経験からわかっている。しかしそのことは、逆にそういった映画に出会えた時には、その映画が何をおいてもいとおしくなる、と言い換えることができる。

いまの自分がそうであるように。

観終わってからもう一週間近く経つというのに、気づくと心がいつも 『 グラン・トリノ 』 を向いている。耳に焼きついたテーマ曲を口ずさむ度に、昔、大学院の食堂から毎朝眺めてたミシガン湖を思い出す。どこまでも続く湖畔とそこを流れる優しい風。水際に打ち寄せる波のように、温かい気持ちが自分の心に寄せてはかえす。

映画は脚本で決まるというのが自分の持論だが、クリント・イーストウッドが初めてこの脚本を読んだ時の受けた衝撃は相当なものだったのに違いない。事実、映画 『 ミリオンダラー・ベイビー 』 に出演したあと、もう映画にはおそらく出演することはないだろうと公言していた彼が、4年半の沈黙を破ってこの映画に出演したことからもそのことは窺える。

彼が何故出演を決めたかは、映画を観ればわかる。

運命、と言えば安っぽく聞こえるかもしれないが、他に適当な言葉が見つからない。彼のこれまでの映画人生は、最後にこの作品に出会うためにあったのではないか。インタビューや関連記事を読むと、イーストウッド自身がそう思っている節がある。

これまで彼が出演した60数作品のうち、近年のものを中心に大半は見てきてたつもりだが、これまで自分はイーストウッドの出演作にも監督作にも大した評価はしてこなかった。世間の評価は知らないが、自分個人では彼の作品では、初期のマカロニ・ウェスタンのいくつかと、『 ザ・シークレットサービス 』 以外は観るべきものがあまりないと思っている。正直駄作も多い。

アカデミー賞を受賞した 『 許されざる者 』 や 『 ミリオンダラー・ベイビー 』 にしても佳作ではあるが、本来それぞれ 『 Scent of a Woman (セント・オブ・ウーマン) 』 と 『 Finding Neverland (ネバーランド) 』 が作品賞を受賞すべきだったところを、映画の配給会社の力の差で押し切ったとしか思えない。特に 『 許されざる者 』 は、作品のどこが評価されたのか若い人には理解できない人も多いだろう。

でも、『 グラン・トリノ 』 を観たあとは、正直そんなことはどうでもいい気持ちになった。

鳥越俊太郎氏が、この映画のDVDの帯に 「 私たち日本人も気づく時が来た。人はいつだって変われる 」 と書いていたが、この映画の中でイーストウッド演じる主人公は人として大きな変化を遂げる。それは人に求められることによってだ。

そのことは時として大きな犠牲を伴うこともある。しかし、物だけを求める者には、たとえそれが身内であっても徹底的に拒否する主人公が、何の関係もない移民の隣人に友人であることを、そして苦しい時にお互いを支えあう仲間として求められた時、彼は全てを差し出すことを躊躇しない。

それは彼自身が、求めていたものでもあるからだ。

これからきっとこの映画を観る機会がある人もいると思うので、内容についてこれ以上は書かないが、ハリウッド的な娯楽アクションムービーや恋愛ものでなく、上質のドラマを観たい気分なら 『 グラン・トリノ 』 を観るといい。

映画を観終わった時、あなたもきっとこの歌を口ずさんでいるに違いない。

So tenderly your story is
そっとやさしく 人生は流れる

Nothing more than what you see or what you've done
いつの間にか 遠く過ぎ去った日々

or will become
そして未来 ・・・

Standing strong do you belong in your skin
しっかりと 大地に足を踏みしめて

Just wondering
想いにふける

Gentle now the tender breeze blows
そよ風がやさしく 吹き抜ける

Whispers through my Gran Torino
俺のグラントリノを

Whistling another tired song
歌い古した メロディのように

Engine humms and bitter dreams grow
エンジン音に重なる苦い夢

Heart locked in a Gran Torino
俺のハートが宿る グラン・トリノ

It beats a lonely rhythm all night long
夜を通して孤独なリズムを刻む

It beats a lonely rhythm all night long

It beats a lonely rhythm all night long



いつかイーストウッドに、素晴らしい映画を作ってくれたお礼を伝えたい。

本当にありがとう。

シンプルなものも ...

普段からあまりPCでゲームとかしないんだけど、たまにやりたくなることがあるだよね。とは言っても、じっくり腰を据えて取り掛かるというよりは、時間が取られなくて、すぐ決着がつくシンプルなものが1番自分にはあっている感じ。初めてPC買った時は、マインスイーパーを一生懸命やったっけなあ。意外にソリティアは好きじゃない。上海とかはまあまあ。

最近はこのオセロとかが普通に楽しい。難易度を 「 難しい 」 に設定して、相手をゼロにおさえるのを目標にしてるんだが、へたくそなこともあって、いまのところ達成していない。



どなたかゼロ封する手順を教えてくださいな。

キャンディ・ポップ



最近まで知らなかったが、キャンディ・ポップという言葉があるんだそうな(無知で申し訳ない)。70年代の終わりから80年代始めにかけて、女性ヴォーカルをメインにすえて、明るくダンサブルな曲をコーラスで歌い上げていたグループの曲がそう呼ばれるらしい。

当時、まだ自分は小学生・中学生あたりで、ちょうどキャンディーズやピンクレディーに夢中になっていた頃だったから、その言葉には馴染みがなかったんだろうけど、それでもヨーロッパからきた綺麗なお姉さんたちがキャッチーな曲を歌っていたのは鮮明に覚えている。テレビの音楽番組やなんかでも軒並み上位にチャートインしてきて、どこかのグループが来日する度にみんな大騒ぎしていたはずだ。

その頃は、まだ洋楽、特にロックを聴く連中 = 不良( 根が暗い社会の不満分子 )とみなされる、みたいな雰囲気があったんだけど、このキャンディ・ポップ系の音楽は明るいイメージで若い人からお年寄りまですごく人気があったね。70年代のアバからの流れで、ヨーロッパからのコーラスグループが受け入れられる素地ができていたからかもしれない。

そんなキャンディ・ポップで1番流行ったものと言えば、やっぱりノーランズの 「 ダンシングシスター 」 じゃないかなあ。いま聞きなおしてみてもいい曲だよね。

■ Nolans --- I'm in the Mood for Dancing



変な話、当時、妙にメインのボーカルの女性 ( バーニーだったっけ? ) に噛まれたらすごく痛そうだなあ、と思ったのを覚えている。彼女のアゴがはっているのと 「 Dancin 〜 」 と口を大きく開けて歌っていたのが印象的だったからだからかな。

一方でアラベスクの方はあまり印象に残っていないんだよなあ。世間ではすごく人気があったと思うんだけど、実際この曲も調べて聴いてみるまでは思い出せなかった。

■ Arabesque --- In for a Penny, In for a Pound



最初にブレークしたのは 「 ハロー・ミスター・モンキー 」 だったと思うけど、この 「 恋にメリーゴーラウンド 」 もチャートではかなり上位に喰い込んできていたはず。周りにも少なからずアラベスクのファンを自称する奴がいた。何故そんなことを覚えているのかというと、自分は次に紹介するドゥーリーズの方が好きだったんだけど、クラスではアラベスクのファンの方が圧倒的に多くて、冷たい仕打ちを受けたからだ。

■ The Dooleys --- Wanted



おそらくだけど、姉がこのシングルを持っていたと思う。ジャケットにも見覚えがある。今度の休みには屋根裏を探してみよう。きっとどこかに埋もれているに違いない(笑)。

他にもニュートン・ファミリーとかドリー・ドッツとかが人気だったと思うけど、正直あまり覚えていない(ファンだった方、ごめんなさい)。そのかわり同時期、自分にとって最もインパクトがあったのは、何と言ってもオリビア・ニュートン・ジョンだ。映画 「 グリース 」 でジョン・トラボルタと競演して以来、アメリカのダンスシーンを代表するイメージがあって、次に紹介する 「 ザナドゥ 」 も、リリースされてすぐ買った。

彼女のこの歌がキャンディ・ポップのカテゴリーに入るのかどうかは定かではないが、少なくとも自分の中では、あの時代のあの雰囲気を代表する素晴らしい曲だと思う。このビデオもすごく好きだ。完成度も高いし、なにより彼女の魅力に溢れている。

■ Olivia Newton John --- Xanadu



この曲にはELOが参加してしていることもあって、全米ではかなり売れたと思うんだけど、日本ではノーランズ他ほどのブームにはならなかったよなあ。映画があまり人気がなかったのも影響したのかもしれない。もっとも彼女自身はその後に発表した 「 フィジカル 」 で大ブレイクしたけど(ちなみに自分はあまり好きではないです)。

でも、こういう映像を見ていると嬉しくなるね。当時はビデオはまだまだ高級品で、自分の家にもなかったから、こういったPVをじっくり目にする機会があまりなかったんだけど、ユーチューブさまさまと言いますか、私も非常に嬉しい恩恵を受けている1人であります。

しかし、そんなことばかりしてないで、勉強しないとね。はい 汗

映画: Taken (邦題:96時間)



今月末公開予定の映画 「Taken (邦題:96時間)」 を観た。

掛値なしに面白い。アッという間の90分だった。「シンドラーのリスト」 を除けば、元々リアム・ニーソンが好きではなかったので (特に最近の 「スターウォーズ」 とか 「バットマン ビギンズ」 などひどいなと思っていた) 、あまり期待していなかったんだけど、この映画では渋みがかった元諜報員の役がハマッてすごくいい。役柄に人間的な厚みがあるから感情移入もしやすいし、脇を固めてたマギー・グレイス (娘役) 他のキャストも良かったね。

アクションも良かった。リュック・ベッソンが関わると、どうもオーバーになりすぎて面白くない事が多いんだけど、今回はどちらかというと抑え気味だけど展開が早いので、一瞬も眼が離せない。90分と最近の映画にしては短いんだけど、どうしてどうして見ごたえ充分。むしろ間延びしなくてよかったと思う。

願わくばシリーズにはしないで欲しい。やっぱりストーリーがしっかりしていてこその映画だから。

以下にプレビューを貼っておくので、興味がある人はどうぞ。久しぶりにお勧めです。



ショート・ショート(6)

気持ちよさそうな猫

先日、「だるま」で串かつをタラフク食べたあと、新世界の暗い街路をチョロ吉さんと徘徊していた時の事。突然ナイフを持った5人組の男たちに取り囲まれた。

「持ち金を全部出せ」

抵抗しても無駄だと悟った僕は、すぐに上着とズボンのポケット全てを裏返して、素直に有り金を差し出した。ところがチョロ吉さんは

「ちょっとお待ちを」

と暴漢たちに断ったあと、財布から札束を取り出すと、僕に押し付けてきた。

「あんたに借りてた2万円、ここで返しとくわ。」

ああ、チョロ吉さん。あなたって人は。。。

難問・奇問に挑戦 (2)

映画 「グッド・ウィル・ハンティング」から、マット・デーモン

それではまず前回の解答から参りましょう。前回の問題はこのような質問でした。


ある部族の長が死ぬ前に息子3人に遺言を残しました。

「私の手持ちの牛110頭のうち、2分の1を長男に、4分の1を次男に、そして6分の1を三男に残すものとする。但し分配の為に牛を殺したりしてはならない」

そして族長が死んだ後、息子たちは牛を殺したりする事もなく遺産を分配しました。

さて、どうやったのでしょう?



最初のポイントはですね。2分の1と4分の1と6分の1を足しても12分の11にしかならないところですね。110頭という数は分母の12では割り切れないが、どうやら分子の11を使えば何とかなりそうだ、というところまでは大抵の方はお気づきになられます。では、そこからどう考えればよいか。

■ 解答例(1)
JOSHUAさんが書き込まれた答え(コメント公開しましたので、見てあげてください)にあるように、どこからか10頭借りてきて120頭にしてしまえば、兄弟で110頭(長男60頭、次男30頭、三男20頭)取るとちょうど10頭残るから、それを借りた人に返せばチャラじゃん!という考え方が一般的な解答です。但し、JOSHUAさんもご指摘の通り、正確には違うのですが(あくまで父親が遺したのは110頭なので)、ちょっとしたとんちと言いますか、ある意味一休さん的な発想と言えると思います。

■ 解答例(2)
チョロ吉さんが書き込んでいらっしゃった「子供を産ませる」というのもポピュラーな解答です。別にすぐ遺産を分配しなければならないとは書いてないのですから。しかし持っていた羊が全てオスかメスだけだったらどうするのかとか、余った羊はどうするのか、など少し問題が残るように思います。

なので、2つの解答を元にして私なりに考えてみました。

■ 解答例(3)
しばらくの間、喪に服すという事で、父親の資産を一時的に人に管理・運用してもらうように依頼します。その際に「110頭羊がいるのだが、120頭まで増やしてほしい。そうしてくれたら、お礼に増えた分の10頭をそのまま差し上げる」というような契約にする。これならば羊が全てオスかメスしかいなくとも、運用者の羊とかけあわす事も可能でしょうし、増えた羊が余るという事もなくいけるような気がします。

まあ、あくまでこじつけですので、納得できなかったらごめんなさい。個人的には「資産運用算」と名付けようかなあ、と考えております。


では、今週の問題。

AのB乗×CのD乗=ABCD という式が成り立つ時、A、B、C、Dの其々の値を求めよ。

※ 但しA、B、C、Dは全て1桁の正の整数とし、同じ整数を複数回使ってもよいものとする。またここで言うABCDとは1000の位がA、100の位がB、10の位がC、1の位がDという4桁の数字を表わす(A×B×C×Dではありません)。


これにつきましてはみなさんに手伝って頂きたいと申しますか、私も答えは知っているのですが、どのように解けばよいのかがわかりません(答えの値そのものは調べればインターネット上に転がっています)。ですので、解法も含めてお教え願いたいと思います。数学を専攻されたような方いらっしゃいましたら、よろしくお願い致します。

では、また来週。

寂しいクリスマスの過ごし方

サンタクロースの大渋滞の為、今年はプレゼントがあなたの元に届くのが遅れるかもしれません

今日は12月25日ですが、このブログのを読まれている方は、おそらく寂しいクリスマスを過ごしておられる事でしょう。

まあ、言うまでもなくイブにこの記事を書いている私は、もっと寂しい人種に属しております。実際、懐具合もお寒い事ですし、せいぜい夜な夜な北摂周辺のラーメン屋に出没して体脂肪を貯めこむ事ぐらいしかする事がないんですが。。。

お酒でも飲めればまた違うんでしょうけど、大学のクラブ時代のトラウマによりお酒類を受け付けない身体になっている私としましては、基本は「食い正月・寝正月」ならぬ、食いクリスマス・寝クリスマスであります。しかしながら、お酒など飲まずともすぐに妄想の世界に浸れる私としましては、今夜はクリスマスという事で、ラーメン屋にしけこむまでのこの時間を使って、私のように寂しいみなさまへのプレゼントを考えて見た、という題で記事を書き込ませて頂きました。


まあ、私のようなはぐれ者が独りなのはいつもの事で慣れておりますが、独りでお酒を飲むにしても、楽しく飲みたいというお方にぴったりのアイテムがございます。

■ カクテルをエキサイティングに 「サイクロンカクテルシェイカー」

ギズモードからの新作「サイクロンカクテルシェイカー」

このシェイカーでカクテルができる様子が見たくて1人でもお酒がすすむ事請け合いです。但し私のハノーバーの友人などにプレゼントすると、只でさえ食が細いのに、カクテルばっかり飲んで真正のアル中になってしまいかねませんので扱いに注意が必要です。


職場で色々とストレスを溜めこむ方、特にCTさんのように上司に殺意さえ抱きかねない日々をお過ごしの方には、ギズモード・ジャパンよりすばらしい包丁刺しをご用意しております。

■ SかMかと言われたらSの人のための包丁刺し

ギズモードからの新作「包丁刺し」

人形の顔のところに、写メで撮った上司の顔写真を貼り付けておけば、より臨場感が増す事請け合いです。


一日中コンピュータの前に座って、仕事をしているかこのブログを見て暇をつぶしている方(あなたの事ですよ〜)には、この愛らしい犬のUSBメモリがぴったりではないでしょうか。

■ キューブ「Humping Dog」:腰を振るだけのUSBアクセサリ(998円)

ギズモードからのUSBメモリの新作「腰振りわんちゃん」

ただひたすらストイックに腰を振り続ける犬の姿に、あなたは会社の一歯車に過ぎない自分の姿を映し見るようで、涙が零れ落ちる事必然であります。併せて動画もつけておきますので、ご購入の際には参考になさって下さい。




自らが指導者という立場であり、また周りから人格者と崇められる為、本当の自分が出せずに悩んでいるチョロ吉さんのようなお方にもピッタリのアイテムをご用意しております。

■ あなただけにはわかって欲しい。。。「お縛りキューピー携帯ストラップ」(609円)

ギズモードからの新作「亀甲縛りなキューピー」

このストラップがついた携帯で電話をかけるあなたを人は軽蔑の眼差しで見つめる事でしょうが、それで負けてはなりません。本当のあなたをわかってくれる方がいらっしゃるはず。但しクレジットカードの番号を渡さずにお会いして下さる女王様を選ばれるようにお勧め致します。


目立ちたいんだけれども、自分には人に自慢できるようなものが何もないとお嘆きのお友達には、このようなプレゼントが喜ばれるのではないでしょうか。

■ カッコよく変形するボールペン

ギズモードからの新作「かっこよく変形するボールペン」

このOMG的なかっこよさを言葉で表わすのは私の乏しい表現力では不可能でございますので、必ず下の動画をご覧になる事をお勧めします。



職場やクラスの友達にこのペンを見せるだけで大ウケ間違いありません。2分間の名声を買うと思えばお安いものではないでしょうか。


逆に、人からは多彩だの博識だのと言われながら、実際社会に出て役立たないという頭でっかちのお友達には、こちらの多機能ナイフをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

■ 多機能すぎるナイフ($999)

ギズモードからの新作「多機能すぎるナイフ」

85種類の機能がついているというのが売りなのですが、実際に使ってみると邪魔なだけで、入れておいたポケットに大穴をあけるという追加機能ばかりが目立ってしまうこのナイフ。これを見て自省するようなら、あなたのお友達にもまだ救いがあるかもしれません。


最後のアイテムは、「鉛筆削り:わんわんスタイル」とでも申しましょうか。私の推薦する、ガジェッター垂涎の一品になります。

■ Doggy Style Pencil Sharpener

ギズモードからの新作「鉛筆削り」

まあ色んなガジェットがお好きな方がいらっしゃるとは思うのですが、このアイテムのように、1)インパクトが強い、2)どんなシチュエーションで使えばよいのかがわからない、3)貰っても困る、といったガジェットの王道を突き進むようなアイテムが私の好みであります。24時間受け付けておりますので、金と暇が余ってしょうがないという方はGまで御連絡下さい。

さて、そろそろラーメン屋に旅立つ時間が近づいて参りましたが、いかがでしたでしょうか。いつも支えてくださる皆さんに何もできない非力・貧乏・能無しの私ですが、この記事を読んでクスッとでもお笑い頂けたなら幸いです。

では、よいクリスマスを。

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