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Bad Romance



最近あまり流行の音楽を聴くことがないのだが、先日たまたま今年度のグラミー賞候補の発表の記事を見かけたので、目を通してみた。

第52回グラミー賞のノミネート

しかし、リストを見てみても、まあ馴染みの薄いアーティストばかり。テイラー・スイフトなど聞いたことがないし、マクスウェルとかレディーガガにしても、名前は知っているがほとんど曲を聴いたことがない。さすがにビヨンセは知っていたが、彼女の目指す音楽の方向性にはとっくの昔に興味を失っている。

そう思って、その時はスルーしてしまったのだが、あとから少し考えなおした。

いろんなことに興味をなくしてしまうのは、あまり良いことではない。昔はグラミー賞候補の発表があると、候補者のCDを借りて友達と聞いたりしたものだ。興味を失ったのには、自分が年を取ってきたというのもあるだろうし、生活に忙しくて周りの出来事に目を向けるだけの余裕がないというのもあるだろう。しかし、そういう生き方を自分は望んでいたはずではなかった。少なくとも昔は。

そんな反省もあって、今年のノミネートされたアーチストの曲をいくつか追ってみた。すると意外にも、ビヨンセを除いたほとんどのアーティストになにかしら魅力を感じた。中でもレディーガガには一番興味をそそられる。以前はエキセントリックな印象だけしかなかったが、実際聞き込んでみると歌唱力もしっかりしているし、エンターテイメント性という点では抜きん出ている。おそらく彼女の周りのクリエイターたちが賢いのだろう。特にPVを見てみると、そのことを顕著に感じる。



この 『 Bad Romance 』 はグラミー賞にノミネートされた曲ではないが、いまの自分の一番のお気に入りである。特にこのビデオは何度見ても飽きない。ストーリーボードからカメラ回し、特殊撮影やメイク、振り付け、細かいカットと音のタイミングに至るまで、ものすごい力の入れようである。

PV中のレディーガガのキャラクターひとつとってみても、ありとあらゆる男性層にアピールできるように様々なものを詰め込んであるのだが、これだけ色々な要素を組み込んで文句のつけようがないまでにまとめあげているのは、ただただ脱帽である。

思えば、デビッド・フィンチャーのような大監督も元々はPV製作からキャリアをスタートさせていたはず。このPVを製作したのは誰だか知らないが、既に有名でないなら、そのうち大きくチャンスを与えられるような気がする。

今日は寄り道してよかった。

コメント
今日グラミー賞の発表があったけど、この『Bad Romance』も受賞してました。やっぱり海外でもかなり評価が高かったんでしょうね。

今年は日本人の受賞が多かったのがすごく話題になっているけど、海外で活躍している人が増えてきているってことなんだろうなあ。これからも一層がんばってほしいと思います。
  • Gです
  • 2011/02/14 10:55 PM
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